かるちゃど・らぼ

読ませる記事じゃなくて、自分で読み返したくなる記事を書いていけるようになりたいものだ

民泊になびく客なら、別にとられてもいいと思ってるんだけど?

自分はまだ民泊童貞なんだが、友人は結構Airbnb使ってたりするから、それなりに普及してきているサービスなんだろう。

 

Airbnbが流行りだしたのは随分前のことのように思えるから、ウェブサービスとかにアンテナ張り巡らせてたら寿命も縮まるんじゃないかって思ってる。まぁそんなことはどうでもいいのだが、民泊!民泊!とオリンピックとかを前に議論はどんどん展開している。

headlines.yahoo.co.jp

 

以下抜粋

日本では現行の旅館業法上、宿泊業を営む場合に都道府県の許可が必要で、許可を取らないものは「違法」となる。昨年12月には京都市のマンションで許可なく「民泊」業を営んだとして、旅館業法違反容疑で業者が書類送検される事件も起きた。宿泊業界は、ホテルや旅館などには設備や衛生面で厳しい要件が課されているにもかかわらず、「民泊」だけがあらゆる規制の対象外になるのは危険だとして、政府の民泊推進の姿勢に反発してきた。

 

全然この問題のスペシャリストでもなんでもないけど、色々気になることとか、今後の想像とか考えが出てきたので、文字に起こしてみる。

 

◆自分の理解

民泊の問題点=法規制が甘い(不明確)

法規制があまいと次のようになる?

  1. 規制が緩い→誰でも始められる→事故・事件などの危険性UP
  2. 規制が緩い→安価でサービス提供可→客をとられた宿泊業界にダメージ

 

うーん。自分は1つ目は大問題だが、2つ目はそんなにでもないって思ってしまう。まあ、それは安いところに泊まりたいっていう消費者意識丸出しだからなんだろうけど。

 

 

◆誰でもはじめられる民泊業:事故・事件が起きたらどうすんの?

もし、本当にただのサラリーマンが民泊を募集して、そこで火災だったり衛生的な問題が発生したとしよう。その際、保険や裁判などでサラリーマンは「何も深堀りされてまずいところなんてない」と堂々と思えるだろうか?

 

設備環境が法の定めるものより大きく欠落がある場合、クレームにつながる恐れが十分にある。ノークレーム・ノーリターンという言葉が、募集の際に多く使われるのも、「クレームいれて保証させる」というリスクを防ぎたいという貸し手側の狙いだ。

 

もちろん、そんな物件は低評価がつけられて人気がなくなり、淘汰されるだろう。でも評価がまだされていない物件に飛び込んだ、勇敢な利用客は被害を被る事になる。もし、法で定められた基準を下回った設備や衛生環境のせいで悲惨な事故が発生したとしても、初めに泊まる利用者は防ぎようがないのである。

 

 

◆民泊になびく客なら、別にとられてもいいんじゃない?

完全にこれに関しては、自分が消費者・利用者目線から話していることをあらかじめわかっていただきたい。

 

そもそも客をとられる原因はなんなのだろうか?料金?施設?立地?それはきっと同業他社との戦いでも気にすべきところだろう。なんで新規参入にこれほど怯えなければならないのか?

 

だいたい民宿を営むためには、宿泊業界にバチバチと火花を飛ばしているだけでなく、他の民宿との戦いだって避けては通れない。だから民宿を展開しようとする側だって相当な努力が必要になってくる。そこは頭のよさで勝負してほしいところではある・・・

 

自分が、ここにいつか泊まってみたい!と思うようなAirbnbの物件は、北海道に2つほどある。

 

1つはヤギや牛や馬を飼っている方の元に泊まるというもの。畑仕事を体験したり、乳搾りをやってみたり、そういった体験を民泊のサービスとして抱き合わせている。

 

もう1つは完全に貸し手が自分で作った家に泊まるというもの。まるでジブリの世界に迷い込んでしまったのでは?と錯覚するような造りの家は、写真でみているだけでも感動する。

 

そういうユニークさが出せるなら、そこで勝負すればいいだろうし、価格で勝負できるなら消耗戦にはなるだろうが、そこで戦ってもいいんじゃないだろうか?安価で勝負をかけてきた民泊があったとしても、そこがギリギリの旅行者にとってはビジネスホテルという選択肢もなく、野宿する人だっているだろう。実際に見た事も結構ある。

 

さらに価格で勝負するといっても、最近のビジネスホテルなどはとても安い。先日自分は旅行でじゃらん経由でビジネスホテルを予約したのだが、そこそこ美味しい朝食付きで3200円だった。

 

◆本当の問題ってなによ?

こういう話はいつもごちゃごちゃしていて、よく分からないという人も多いのではないだろうか?本当の問題ってなによ?と自分で考えていく事が、深い理解につながるのは間違いない。自分だって全然詳しいわけではないけれど、調べたり、執筆していく過程でちょっとずつわかってくることもある。

 

読ませる記事じゃなくて、自分で読み返したくなる記事を書いていけるようになりたいものだ。